個人経営でホームページを作って運営しているあなたへ。ご自身のホームページに「プライバシーポリシー」ページは用意していますか?
今回は個人経営フリーランスがビジネス用のホームページを作る上で避けては通れない「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」のページの必要性・書き方・作り方についてご紹介します。
プライバシーポリシー(個人情報保護方針)とは
プライバシーポリシーとは、個人情報の利用目的や管理方法を文章にまとめて公表したもののことで、個人情報保護方針とも呼ばれています。
例えば、ホームページの中にお問い合わせページを作成して、ユーザーの名前やメールアドレスといった個人情報を取り扱う場合は、このプライバシーポリシーの表記が必要になります。
プライバシーポリシーページの役割・必要性
ホームページの中に用意するプライバシーポリシーページの役割としては、個人情報データの取扱方針を公表することで、ユーザーに安心感・信用を持ってもらうということが1番大きいです。
また、個人情報保護法に第18条に「個人情報を取得する場合は、あらかじめ利用目的を明示しなければならない」という記載があるので、法律上もしっかりとプライバシーポリシーを作成する義務があります。
さらに、ユーザー本人から請求があったときに、保持している個人データを開示したり、データを修正するための手続きを定めて公表することも個人情報保護法の中で義務付けられています。
プライバシーポリシーの書き方
続いてプライバシーポリシーの書き方を見ていきましょう。雛形・テンプレートも多数ありますが、そのまま何も考えずに使うのではなく、自分のビジネスに置き換えながら、不備・不足がないかしっかりと確認しましょう。
以下、プライバシーポリシーに記載する一般的な項目例です。
プライバシーポリシーの一般的な記載事項
- 個人情報取り扱いに関する基本方針
- 個人情報の定義
- 個人情報の取得方法
- 個人情報の利用目的
- 個人情報の管理方法
- 個人データの共同利用について
※グループ会社などと個人情報を共同利用する場合のみ必要 - 個人データの第三者提供について
- 個人データの開示、訂正等の手続きについて
- 個人情報の取扱いに関する相談や苦情の連絡先
- SSLセキュリティについて
※ウェブサイト経由で個人情報を取得することがある場合に記載 - Cookie(クッキー)について
※ウェブサイト経由で個人情報を取得することがある場合に記載
[jin-fusen2 text=”参考にさせていただきました!”]
弁護士法人 咲くやこの花法律事務所・企業法務の法律相談サービス
プライバシーポリシー(個人情報保護方針)とは?わかりやすく解説!
Googleアナリティクス・アドセンス・アフィリエイトなどを導入している場合の記載事項
さらにビジネス用のホームページの場合、アクセス解析ツールのGoogleアナリティクスや、広告配信のGoogleアドセンス、またAmazonアソシエイトや各種アフィリエイトプログラムなどを利用している場合は、別途プライバシーポリシーページへの記載が必要になります。
Amazonアソシエイトを利用している場合は、プログラム運営規約の第10条に書いてある通りの文言を入れておきましょう。
[jin-fusen2 text=”参考にさせていただきました!”]
レインボーアフィリエイト様
【コピペOK】アドセンス&アフィリエイトプライバシーポリシー書き方(ブログ種類別)
プライバシーポリシーページの作り方
ホームページ内に「サービス名+プライバシーポリシー」「事業名+プライバシーポリシー」などわかりやすいタイトルでページを作成しましょう。パーマリンクは『privacy』『privacy-policy』などが一般的です。
ワードプレスを利用している場合、テーマによってはすでにテンプレートが入っているものもありますので、上手く活用してみてください。
[jin-fusen2 text=”参考にさせていただきました!”]
Webサイトの利用規約様:プライバシーポリシーの雛形(ひな型)
[jin-fusen2 text=”ララクリップのプライバシーポリシーページ”]
ララクリップのプライバシーポリシーページには、表記事項と共にアドセンスやアフィリエイトに関しても記載を載せていますので、参考にしてみてください。
▶︎プライバシーポリシーページへ
まとめ
以上、今回はプライバシーポリシーの重要性と書き方、プライバシーポリシーページの作り方についてご紹介しました。
ちゃんと作ってなかった!という方も多いのでは?今からでも遅くないので、トラブルになる前にしっかりとページを作っておきましょう。