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私はこうしてフリーランスになった【3】一人じゃなくてみんなとが良い!

タイラミオ

フリーランスとしての自覚を持ち始めた3年目。

今回の第3話が「私はこうしてフリーランスになった」シリーズの最終回なります。

前回までのお話を読んでもらうとわかりますが、かたち上はすでにフリーランスになっていたものの、本当にフリーランスとして独立して自分のビジネスについて考えて、確立し始めてきたのは開業3年目。

今振り返ると言われるがまま仕事を受けてきた1、2年目というのは本来の意味の個人”事業主“ではなかったな、と感じます。

ということで、今回の最終話は3年目から現在のお話。「フリーランスの働き方」「自分から仕事を作ること」「仕事を見つけること」がわかってきて、ようやくフリーランスとしての道を歩み始めたといったところでしょうか。

この2年間で自問自答し続けたこと、最終的に行き着いた理想や目標をシェアしたいと思います。

\1話2話から順番に読んでみてね!/

私はこうしてフリーランスになった【1】起業という選択肢があるよ
私はこうしてフリーランスになった【1】起業という選択肢があるよ
私はこうしてフリーランスになった【2】自分との闘いってこういうことか
私はこうしてフリーランスになった【2】自分との闘いってこういうことか

【自問自答:1】WEBライターとして一生やっていきたいのか?

私が起業する際に選んだ業種はウェブライターでした。でも、じゃあウェブライター1本で食べていくのか、むしろこれで食べていけるのか?というかこれで食べていきたいのか?

日々の案件をこなしながら、ずっと自問自答してたことですね。

答え:NO!▶︎収入源は2~3個以上は確保しておきたい。

自分の中で出した答えはNO。会社を辞めた段階から、収入源は複数持ちたいとは考えていました。

ただウェブライターを始めた当初は、慣れないライティング作業で、1日かけてようやく1〜2記事書き終えるレベル。副業や複数収入を考えている余裕なんか一切ありませんでした。

でもライターとして記事を書き続けて約3年。不思議ですね、人って慣れます。そしてたくさん良い記事を見て研究もしてきたので、記事の質も高くなったと自信が持てるようになりました。

自分の記事を売り出せる、という自信が伴って初めてこの「ウェブライター1本でいくのか?」という自問自答に行き着くことができたんです。

やっぱり自分の答えは変わらずNOでした。むしろライターとしての基盤を確立してからが勝負。ここからどう次に広げていけるか。ライター業を活かしながら、収入源を増やせるか。

プレイヤーとしてのライター業だけでなく、ビジネスを作り出していく側になりたいと思い始めました。

【自問自答:2】なぜフリーランスとしての自信が持てないのか?

ライターとして起業してから1年以上、ずっとフリーランスのライターとしての自信が持てませんでした。形としてはフリーランスなんだけど、それを胸を張ってフリーでやってます、とはなかなか言えなかったんです。

答え:言われるがままで主体性がなかったから。

「なぜ自信が持てないのか」を考えた結果、やっぱり自分が主体になってやりきった経験がなかったことが大きいと感じました。

第1話・第2話を見てもらうとわかると思うのですが、本当にありがたいことに私は周りにチャンスをもらって、仕事のオファーをもらって結果として起業に至りました。

起業してからも、仕事は毎月どっさりくるので、それをこなしていればそれなりの収入を得られていたんです。

でもそれは結局サラリーマンの時と変わらず、費やした時間と労力の分だけ報酬をもらうスタイルは変わっていませんでした。

そうじゃなくて、せっかく起業したんだから自分自身の力で仕事を作って、効率よくお金を生み出す仕組みを作りたい、そう思うようになったんです。

【自問自答:3】自分にとって心地良く、効率の良い仕事とは何か?

じゃあ一体自分にとって心地がよくて、さらに効率の良い仕事とはどんなものがあるのか。これが3年目にして最大の自問自答です。

答え:模索中▶︎これを追求して落とし込んでビジネスの仕組みを作り出したい。

そしてその答えはまだ見つかっていません。ようやくここでスタートラインに立てた気分です。

失敗してもいいからとにかくできることは全部挑戦してみたい、という気持ちはあります。

その第一歩として、ライティングのお仕事をもらっているビジネスパートナーに思い切って相談をしました。今もらっているライティングの報酬を下げていいから、自分のビジネスモデルを考える時間が欲しいと伝えました。

幸運にも、とても理解があるビジネスパートナーに恵まれ、快く背中を押してくれました。

しかも報酬も大幅に下がらず、執筆代だけでなく担当サイトの収益も報酬に組み込んでくれたので、お金を生み出しつつも、自分のビジネスに費やす時間を増やすことができました。

結果として、この『ララクリップ』のブランディングサイトを1から立ち上げ、イベントや講座を開く拠点として事務所スペースを借りて、ウェブの知識や経験を活かした講座を細々とですが開講するまでに至りました。

この調子でトライ&エラーを繰り返しながら「これだ!」と思えるビジネスモデルに出会えるまで挑戦してみたいと思います。

行き着いた3つの自己結論

ということで、自問自答を繰り返した結果、自分が行き着いた結論は以下の3つです。

自己結論【1】もう雇われで働くことはない

フリーランスで働く、起業するということは責任感も大きいし、苦労することも多いですが、雇われて働くよりも何十倍も何百倍もやりがいが大きいと思います。

もちろん向き不向きはあるんでしょうが、少なくとも私はフリーランス向きだったようです。

この2〜3年フリーランスで働いてみて、仕事を作り出すことや、自由に動くことの面白さを知ってしまったので、改めて私はもう雇われの身になることはないな、と強く思いました。

自己結論【2】自分のスキルや経験を誰かの役に立てたい

ウェブライターというのはある意味とても孤独で物理的に向き合っているのはパソコン。届けている情報がどんな人の役に立っているのかが見えない世界です。

サイトが多くの人に見てもらうまでの期間は自分との戦いで、「この記事ホントに役に立っている人いるのかな?」と不安の日々。

でも、頑張って続けていくと、問い合わせメールや相談メールがくるようになるんですよ。

私の場合は【留学・英語学習サイト】と、【キャットフード解析サイト】の2つがヒットして、定期的にお問い合わせをいただくまでになりました。(たまに中傷もあって落ちる時もありますが・・・)

この自分の発信してきたアクションに対しての反応が嬉しくて、今までの苦労も一気に忘れます。この嬉しさ・やりがいをネットの中だけじゃなくて、リアルな人対人で感じたいと思ったんですよね。

そこで、自分がフリーランスとして経験してきたことやウェブのスキルを人に伝えて役立ててほしいという気持ちから、少人数制の講座を定期的に開いて、直接想いや情報を伝えています。

自己結論【3】一人で全部やろうとしても無理

最後に、一番大切な自己結論です。タイトルにもありますが「一人じゃなくてみんなとが良い!」ということです。

フリーランス、特に個人事業主は基本的に一人で起業して、一人で事業を行います。

でも、一人で全てをこなすのは無理です。完璧主義な人ほど自分で自分の首を締めて苦しくなるだけでしょう。(私です)

自分ができること・得意なことを知ることに加えて、できないこと・苦手なことを知ること。それを助け合える存在がいて初めて心にもビジネスにも余裕が生まれるのかなと思います。

実は私にとってこれが大きな課題で、誰にどこまで頼っていいのかわからなくて、全部自分がやってしまいがちなんですよね。これはよくビジネスの先輩方に怒られることです。

個人事業主だからといって、全部自分で背負う必要はなく、むしろ上手にビジネスを回せている人は、上手に人と関わっている。これが自分もできるようになりたいと思います。

この第一歩としての試みが『ララクリップ シェアオフィス』です。このスペースを使って、フリーランスが情報交換したり、イベントを共同で開催することで、信頼関係を築き、将来的に何かビジネスになったらいいなと思っています。

ただ、1つだけ譲れないのが依存し合う関係は避けること。一緒に一つのビジネスモデルを実践するというのは、お互いの信頼関係がマストになると思います。

それぞれ自立していて、自己責任能力があって、お互いの方向性を理解した上で一緒にお仕事ができれば最高ですね。

以上、プロフィール記事として、私がフリーランスになるまでを第1話から3話まで徒然と好きなようにお話させていただきました。

考えることが好きなので、ブワーッと書いてきましたが、私自身、まだまだ実績のないただの駆け出しフリーランスです。

なんかすごい人だなーと敬遠せずに、気軽にメッセージくださいね^^

これからも『ララクリップ』とタイラミオをよろしくお願いします!


▶︎この記事の続きとして、最終的にたどり着いた結論と、現在進行形で奮闘している働き方をまとめました!

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業務委託フリーランスを卒業してビジネスの仕組みづくりをすることに決めました!
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