ワードプレスというツールは、ホームページやランディングページを作るだけでなく、ブログを書いたり、ページにパスワードを設定したり、会員登録機能を追加したり、ネットショップ機能を追加したり…
プラグインという拡張機能を追加することで、ありとあらゆる機能を装備できます。
ワードプレスのことを検索した方からは…
「ワードプレスで会員登録機能やログイン機能をつけたい」
「ワードプレスでネットショップを作りたい」
「ワードプレスに決済システムを取り入れたい」
という質問も多くいただくのですが…
結論としてはワードプレスにお客様の情報(個人情報やカード情報など)をいただく機能は一切入れないということをおすすめしています。
ワードプレスサイトはあなたの所有物です
その理由として、ワードプレスで作成しているサイトはあなたの所有物です。
サーバーという土地を自分で契約してお家を建てているので、全ての責任の所在は所有者にあります。
情報社会の中で、お客様の住所や電話番号はもちろん、クレジットカード情報などの個人情報収集は必ずセキュリティがしっかり整っている専門サービスを利用しましょう。
ワードプレス以外で構築した方がいい機能
ワードプレスでもやろうと思えばできるけど、詳しい知識がない状態では使わないでほしい機能をいくつかご紹介します。
オンライン決済機能
プラグインを使えばワードプレスでも構築できますが、クレジット情報などをワードプレス内に保持したくないので外部ツールを使いましょう。
例:stripe、Square、PayPalなど
上記で作成した決済リンクをワードプレスと紐付けするのはOK!
オンラインショップ・ネットショップ機能
ワードプレスでもプラグインを入れれば作成可能ですが、構築の手間や顧客情報管理のリスクを考えると、ネットショップ作成の専門サービスの利用が断然安心です。
例:Base、Storesなど
会員登録・ログイン機能
こちらもお客様情報をワードプレス内に保持するという意味ではあまりオススメしません。
ワードプレスで会員サイトを作る場合は、会員登録&ログインタイプではなく、簡易的な入室パスワードを設定するタイプがおすすめです。
動画教材のアップロード機能
ワードプレスのメディアファイルに直接動画をアップロードするとサーバーの容量が一気に重くなってサイト全体の表示が遅くなったり、不具合を起こす原因になります。
動画教材の会員サイトを作る場合は、ワードプレスにそのまま動画をアップするのではなく、外部の動画共有サイトにアップロードした動画を埋め込むかたちで使いましょう。
無料で配布する教材ならYouTubeの限定公開でも構いませんが、有料の動画教材ならVimeoというシステムの月額プランがおすすめです。
会員登録・ログイン制の動画教材サイトを作りたい場合は、Teachableなどの専門システムを活用しましょう。
ワードプレスはどんな使い方をすればいいの?
では、ワードプレスはどうやって使うのがおすすめなのか。
元々ワードプレスというツールは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)として
開発されました。カタカナばかりでわかりづらいですよね(^^;)
コンテンツとは、画像、デザイン、図、文章で構成された電子情報のこと。
この大事なコンテンツを見ている人にわかりやすく整理して管理しておくのがワードプレスの役割です。
つまり、
・ホームページ
・ランディングページ
・ブログ記事など
情報を整理して、広報・集客・マーケティングに活かすことに特化しているシステムなのです。
ホームページ・ランディングページ・ブログ記事、この3つの機能をフル活用するだけでも、インターネット集客やブランディング・マーケティングとして十分資産にすることができます。
まとめ:ワードプレスは外部サービスと連携してリスク分散しよう
今回は、ワードプレスの活用法と、ワードプレスだけでいろいろ機能を詰め込んでしまうことの注意点をまとめました。
- オンライン決済機能
- ネットショップ機能
- 会員登録・ログイン機能
- 動画アップロード機能
これらのお客様情報を取り扱う機能に関しては、外部サービスと上手く連携してリスクを分散して安全なオンラインビジネスを構築していきましょう。