今やほとんどの人がインターネット検索で情報を収集する時代なので、ビジネス・サービス・商品を宣伝したり集客するのにウェブを使うのは必須です。
特にホームページを持っていることで、多くの情報量を発信することができ、ブログやSNSしか持っていない事業者より信頼も得やすいでしょう。
でも、ホームページって自分で作れるの?それとも業者に頼む?どっちがいいの?と迷いますよね。
今回は、小規模ビジネスのフリーランス・起業家・経営者がホームページを自作するメリットとデメリットをご紹介します。
ホームページ自作の7つのメリット
まず最初に、ホームページを自作するメリットを見ていきましょう。
【1】制作コストがかからない
まず第一に、業者に作成を頼んだ場合、制作コストは最安でも15万円以上。オプションをつけたり、良くしようとすればするほど金額も跳ね上がります。
会社によってプラン内容や料金は異なりますが、相場は15万円から高いものだと50万円ほどコストがかかります。
作成方法や各種設定などをネットで検索しながら自分で作成することができれば、制作費ゼロでウェブサイトが出来上がります。
【2】運営費用が抑えられる
ホームページを運営する時は、基本的に以下の3つのパターンがあり、①と②の自作のパターンは月々の運営費用を無料〜1,000円前後に抑えることができます。
- 無料の作成サービスを使って自作している場合は運営費も完全無料
- ワードプレスなどレンタルサーバー・独自ドメインで運営している場合は月々1,000円前後
- 業者に運営を全て任せている場合は月額5,000円以上、数万円かかるところも
【3】業者との打ち合わせが不要
業者に作ってもらう場合、必ず打ち合わせが必要になります。
しかも、相性が良くてこちらの要望をすぐに汲み取ってくれる業者ならいいですが、コミュニケーションが下手だったり、対応が悪い業者がいるのも事実。
自作なら、業者との打ち合わせも不要で、自分のペースでサイトを作成することができます。
【4】ホームページ作成システムを使えるようになる
今やホームページ作成システムはたくさんあり、無料で使えるものから有料プランまで様々。無料サービスも多くありますが、ビジネス用のホームページを作るなら、なるべくお金を払って有料で管理するものの方がおすすめです。
ホームページ作成をする中で、システムの使い方を実践的に覚えられるので、ウェブの知識やパソコン操作のスキルも自然と上がるでしょう。
【5】細かい修正などが自分でできる
フリーランスとしてビジネスが安定するまではトライ&エラーの日々ですよね。そのため、ホームページの記載内容にもどうしても頻繁に変更が出てしまいます。
業者に作成をお願いしていると、細かい修正もわざわざ業者に連絡して修正してもらわなければなりません。
無料で対応している業者もあれば、修正事項・ページごとに料金が発生する場合もあります。
自分でホームページをいじることができれば、業者に頼まずに、自分ですぐに修正することができるので便利です。
【6】デザインの変更が自由にできる
修正と同じく、業者に作成をお願いしている場合、デザインの変更も確実にお願いしないといけないですよね。
自分で作っているなら、デザインの変更も自分の好きなタイミングでできます。
【7】ホームページに愛着がわく
自分でホームページを0から作るのは大変なことです。
調べながら各種設定を行い、慣れない作業を行い、時間をかけて1ページ1ページを作っていく作業は、途中で挫折しそうになることもあるかもしれませんが、その分出来上がった時の達成感もバツグン。
自分が0から作ったホームページというのは愛着もわくので、これからしっかり運営していこうというモチベーションにもつながります。
ホームページ自作の3つのデメリット
もちろんワードプレスサイトを自作するのは良いことばかりではありません。ここからは自作のデメリットを3つ見ていきましょう。
【1】ウェブの知識を学ぶ必要がある
プログラミングやコーディングの知識は必要ないワードプレスですが、それでもウェブに詳しくない人にとってはある程度の基礎知識と慣れが必要になります。
しっかり手順を踏んで作成しないと、エラーを起こしたりする可能性もあるので、ある程度下調べをしたり、やり方を調べて勉強しながら作っていかなければなりません。
根気強くできない人や、飽きっぽい人、ウェブ関係がとことん苦手な人にとっては最初は大きなストレスかもしれません。
【2】制作・運営に時間を取られる
プロの業者に頼めば、数週間〜1ヶ月もあれば出来上がるものも、自作しようとするとものすごく時間がかかります。
本業が忙しくてなかなかサイト作成の時間が取れなかったり、思った以上に苦戦して完成予定日に全然間に合わないなんてこともよくあります。
本業が忙しくてサイトに手をつける暇さえない方や、どうしても急ぎで作成する必要がある方は、業者に頼む方がスムーズにいくでしょう。
【3】完全に理想通りのサイトにはならない
最後に、ワードプレスでは3000種類以上のデザインがあり、素人でもおしゃれなサイトが作れるというのは確かに事実ですが、完全に細部までこだわった理想通りのサイトを作り上げるのは非常に難しいです。
この機能もつけたい、ここの表示はハズしたい、このレイアウトを変えたい、など機能や構造上の問題で、思い通りに動かすことができない場合があります。
細部にまで機能やデザインにこだわったサイトを作りたいなら、しっかりお金を出して業者に頼んだ方が確実でしょう。
こんな方はホームページ自作がおすすめ
続いて、ホームページの自作がおすすめなのはこんな方々です。
【必須】パソコン操作に問題がない
パソコンの操作やインターネットに接続して作業をすることに問題がないことは大前提となります。そもそもパソコンが苦手、苦痛と感じる方は、費用がかかっても最初から業者に頼んだ方がストレスが少なく済むでしょう。
【必須】自分で文章を作成して打ち込む作業ができる
ホームページを自作する上で、自分で文章を考えて打ち込んでいく作業は必ず必要になります。文章を
創作やデザインが好き・こだわりがある
制作・運営費をおさえるためなら努力できる
ホームページを自作するのにおすすめのシステム
最後に、ホームページの自作を考えている方におすすめな作成システムが「WordPress(ワードプレス)」です。
ワードプレスの魅力は、素人でも安心の豊富なデザインテンプレート(テーマ)と、慣れれば初心者でも管理しやすい点。そしてプラグインと呼ばれる拡張機能を使うことで、機能的かつオリジナリティー溢れるサイトを作ることができます。
そしてインターネット上で管理ができるので、わざわざソフトウェアを購入してパソコンにインストールして・・・という面倒な作業も必要ありません。
今や世界シェアNo.1のワードプレスを使ってホームページ作成に挑戦してみましょう。
まとめ:まずは挑戦してみよう!できなかったら頼ろう!
以上、今回は小規模ビジネスのフリーランス・起業家・経営者がホームページを自作するメリットとデメリットをご紹介しました。
パソコン作業が苦じゃない人は、ぜひワードプレスなどを使って、挑戦してみるといいかと思います。
ただ、挑戦してみたけどそれが大きなストレスになって本業に悪影響が出たら意味がないので、どうしても上手くいかない場合は、我慢せずに信頼できる業者に頼りましょう。