ブログも始めてみたけど、結局ブログに何を書いていいのかわからない。
毎日書いているけど、アクセス数も伸びないし、お問い合わせも来ない。
記事を更新するのも面倒になってきた・・・そして最終的にはブログを何ヶ月も放置。
こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
今回は、ブログを少しでも集客や認知度アップにつなげたいと頑張っているあなたに、ブログのネタの探し方ついてお話ししたいと思います。
この記事を読んだら、もう「ネタがない」なんて悩み(言い訳)はなくなりますよ〜!
まずは誰に読んでもらいたいのか(=ビジネスのペルソナ)を決める
まず最初に、ビジネス用に活用するブログは、自己満の日記ではありません。
そのブログは誰に向けて書いているのか、ブログを読んだその先に何があるのか、あなたの商品・サービスに繋がっているのか、を今一度考えてみましょう。
誰に向けて書いているのか、その答えは、あなたの商品やサービスの理想のお客様です。
あなたのサービスと最も相性が良くて、こんな人が来てくれたら絶対に満足度が高い!と自信を持って言える具体的な顧客像のことを「ペルソナ」と呼びます。
ペルソナを設定するときは、一人まで絞り込み、詳細な人物像を作り上げてください。名前・年齢・性別・家族構成・在住地・収入・学歴・性格・趣味・今抱えている悩み・叶えたい願望など、細部まで設定してみてください。
このペルソナを最初にしっかり設定しておくことが、ブログ記事のネタ探しに大きく影響しますので、記事を書く大前提としてこの作業を忘れずに行いましょう。
ブログ記事のネタ探しの根幹にあるのは、ペルソナが喜ぶ記事なのです。
ペルソナの悩みや願望からネタを探す
「ペルソナ設定」ができたら、早速ブログのネタ探しの段階に入っていきましょう。
ペルソナを設定するときに重要なのが、この人が「抱えている悩み」や「どうしても叶えたい願望」に着目することです。これをユーザーニーズとも呼びます。
ペルソナが何に悩んでいるのか、困っているのか、願望を叶えるために、どんな課題を持っているのか、を考えてましょう。
そして、それを解決できるようなブログ記事を書いていくことで、ペルソナの役に立つ記事を書くことがでます。
SNS(Instagram/Twitterなど)を活用する
ユーザーニーズを知るためにSNSを使うことができます。
例えば、インスタやツイッターのユーザー(フォロワーでもフォロワーじゃなくても)の中に、自分のペルソナに近い人がいたら、その人にロックオンして、投稿をチェックしてみましょう。
インスタだったら、ストーリーで何かぽろっと悩みをこぼしていたり、こんな風になりたい、という想いや価値観を発信している方がたくさんいますよね。ツイッターは、インスタよりもっと深い悩みを匿名で吐き出している人が多い印象です。
こういったリアルな声・言葉からユーザーニーズを考えて、その人に向けてブログを書き、書いたブログをSNSでシェアしてみて、ロックオンした相手が反応してくれるか、テストすることもできますよ。
お悩み投稿掲示板(例:Yahoo!知恵袋など)で調査する
Yahoo!知恵袋のような、お悩み掲示板サイトやアプリの中で検索することで、リアルなユーザーニーズ・ユーザーの声を見ることもできます。
例えば、ブログの作り方で悩みを抱えている方をペルソナとして設定している場合、Yahoo!知恵袋のページ内の検索窓に「ブログ 作り方」と入れて投稿を検索してみましょう。
「ブログの作り方」に関する疑問や質問がたくさん出てくるので、この中から自分のペルソナと一致しそうな悩み相談に目を通していきます。
そしてその相談者に解答を書くようなかたちで自分のブログのコンテンツにしていきましょう。中身が丸かぶりにならないよう、少しアレンジしながら、質問や悩みの本質の解決策をブログで伝えてみましょう。
「検索キーワード」リストからネタを探す
SNSや掲示板で調べたユーザーニーズを解決する記事を書くだけでも、ペルソナの役に立つブログには近づきますが、インターネット検索でブログを見つけてもらうためには「検索キーワード」の存在を知っておくことが大切です。
「検索キーワード」とは、インターネットユーザーがGoogleなどでページを検索するために使うキーワードのことで、1〜3語くらいの単語の組み合わせで検索されるのが一般的です。
ユーザーニーズで抽出したキーワードをもとに、一緒に検索されている検索キーワードの組み合わせをツールを使って調べてみましょう。
ラッコキーワード
無料会員登録をすることで、無制限で複数の検索キーワードの組み合わせの一覧を出すことができます。
例えば、自分のペルソナがインターネット検索をするとき、どんな言葉を使って何を調べるかをまずは想像してみましょう。この時に、前項で紹介したユーザーニーズの中で、ペルソナに近い人が使っている言葉がヒントになります。
もし、ペルソナがブログの作り方を知りたいんじゃないか、と思ったら、ラッコキーワードの検索窓で「ブログ 作り方」という2語を入力して検索してみましょう。そうすると、「ブログ 作り方」にもう1語が加わった3語の検索キーワードの組み合わせで、リストアップされます。
このリストを見ることで、世の中のインターネットユーザーがどんなキーワードの組み合わせで、どんなことを知りたくて検索をしているのかを知ることができます。
キーワードプランナー
ラッコキーワードだけでも、ブログに書けるネタは無限大に出てきますが、さらに、Googleのキーワードプランナーを使えば、月間検索ボリューム(1ヶ月にどれくらいの回数が検索されているのか=世の中の需要)などを調べることができます。
ただ、キーワードプランナーを使うためには、Google広告にアカウントを作成して、クレジットカードを登録する必要があります。(広告を出さなければ無料で利用できる)
キーワードをタイトルに含めてブログ記事を書こう
ここまで下準備をしてようやくブログ記事を書き始めます。
ラッコキーワードなどで調べた1〜3語を組み合わせた検索キーワードを、全てタイトルに含めてブログを作成して、タイトルに沿った内容でペルソナにとって役に立つ記事を書いていきましょう。
一般的な知識や情報だけではなく、自分自身の経験談や考えを盛り込むことで、よりオリジナリティーの高い文章になりますよ。
ブログの良いところは、1つ1つの記事がブログやホームページへの入口になるということ。
キーワードで検索した方が自分のブログにたどり着いて、記事を読んで問題や課題を解決できて、信頼してお問い合わせやお申し込みをしてくれたら、単純にとても嬉しいですよね。
まとめ:ペルソナのためにとことん尽くすブログにしよう
以上、今回はブログのネタの探し方について、お話ししました。
- 自分のサービスを最も使ってほしい理想の顧客【ペルソナ】を決める
- 【ペルソナ】が抱えている【ニーズ】(悩みや課題)を理解し、重要なワードを抽出する
- 【ニーズ】から抽出したワードを使って【検索キーワード】を調べる
- 【検索キーワード】をタイトルに含めたブログ記事を書く
この順序立てをしながら、検索キーワードをたくさん見つけ出しましょう。
そして何よりも大切なことは「ペルソナにとって役に立つ内容か」ということ。ここに尽きます。
まだペルソナ設定があいまい・・・という方は、まずは『「何を」よりも「誰のために」書くのかが大事!』こちらの記事を参考にどうぞ!
あなたのサービスやビジネスを使って喜んでくれるペルソナのために、とことん尽くしたブログを作ることが、ブログ集客への着実なステップとなるでしょう。