動画の作成・発信・販売

Teachable(ティーチャブル)とは【2024年最新】会員登録制の動画教材(販売)サイトが作れる!

タイラミオ
  • オンラインで自分のオリジナル動画教材を販売したい!
  • 動画メインのオンラインスクールを作って月額課金(サブスク)システムを作りたい!
  • 動画教材をメインとした会員登録制サイトを作りたい!

今回は、オンライン化にともなって動画教材作成をがんばっているフリーランスのあなたにおすすめな「Teachable(ティーチャブル )」というサービスをご紹介します。

Teachable(ティーチャブル)とは

Teachebleはアメリカ生まれのオンラインスクール/Eラーニングシステムを構築できるサービスです。

Teachableにアカウント登録をすることで、動画のアップロードから販売、決済までシステム内で完結するので、動画共有サイトや決済システムをバラバラで登録する必要がなく、まとめて管理することができます。

Teachableでできること・強み

続いてTeachableでどんなことができるのかまとめてみました。

動画教材のアップロード・販売・決済

Teachableでは、30分・1時間と長時間の動画を1本アップするのではなく、短編動画(数分)をセクションごとに分けてアップロードするかたちが一般的です。(※上の動画はTeachableの動画コースの実際の視聴画面です。)

YouTubeにアップロードするのと同じように、動画教材をTeachableにアップロードし、コースが出来上がったら価格を決めて販売を行います。(無料コースを作ることもできます。)

販売時にクレジットカード決済機能も含まれているので、Teachableのアカウントの中で販売→決済→動画の提供までが全て完結します。

オンラインコースのサブスクリプション(月額課金)システム

動画を1回払いで販売する以外にも、今多くの人が活用しているサブスクリプション(月額課金)モデルを導入することも可能です。

クレジットカードの自動引き落としができるので、毎月請求の手間を省いて、本格的なサブスクシステムを取り入れることができます。

動画コースのランディングページの作成

動画コースを販売する際のランディングページをTeachableのシステムを使って作成することができます。

デザインやプログラミングの知識がない方でも、写真やテキスト、ボタンなどを組み合わせて問題なく作成できるのが嬉しいポイント。

Teachableひとつでランディングページと動画販売サイトを同時に作成・管理できるのはありがたいですね。

会員登録機能(顧客管理)

動画(無料・有料問わず)を購入して視聴するためには、Teachableにアカウント登録をしてログインをすることで、いつでもマイページの中で動画を視聴できます。

そしてアカウント登録をするときには、お客様の名前とメールアドレスを入力してもらうので、結果的にお客様のリスト(連絡先)をゲットすることができるのです。

見込顧客リストが取れるという意味では、無料コースの販売でも十分価値があるでしょう。

決済&売上の受け取り機能

動画を購入する際にお客様がスムーズにクレジットカード決済できるような機能が備わっています。そしてTeachableの中で売り上げた金額は、PayPalやStripeといった決済ツールと連携し定期的に売上を受け取ることができます。

Teachableのプラン比較・月額料金・手数料

Teachableのプランは4種類で、1年契約で年払いをする場合と、毎月ごとの支払いにする場合で価格が異なるので注意が必要です。

※記載の日本円は2024年2月時のレートであり、変動があることをご了承下さい。

 ベーシックプロプロ+ビジネス
月額(年払い時)$39
(約5,700円)
$119
(約17,000円)
$199
(約29,000円)
$499
(約73,000円)
月額(月払い時)$59
(約8,600円)
$159
(約23,000円)
$249
(約36,000円)
$665
(約97,000円)

ただし、年払いの場合は、契約時に1年間分のお支払いが必要になります。

 フリーベーシックプロビジネス
月額(年払い時)$39
(約5,700円)
$119
(約17,000円)
$199
(約29,000円)
$499
(約73,000円)

契約時の支払額
$468
(約68,000円)
$1428
(約200,000円)
$2388
(約350,000円)
$5988
(約870,000円)

まだ1年間利用するかどうか決められない方や、一度に大きな出費を控えたい方は、多少割高になったとしても月ごとの決済にして、合わなかった場合は途中で辞められるような状態にしておくと安心です。

コース別の手数料比較

 ベーシックプロプロ+ビジネス
取引手数料5%0%0%0%
国際カード手数料3.9%+30¢〜
  • 取引手数料とは:有料コースを販売する際に、Teachableに支払う手数料のこと
  • 国際カード手数料とは:アメリカ以外の国で支払いを行った場合のカード利用手数料

ベーシックプランは商品を販売した際にTeachableに支払う手数料が、商品価格の5%になります。価格の高い商品を販売している方や、ある程度の販売数が見込める場合は、最初からプロプラン以上を検討しましょう。

各種機能やサポート内容の比較

 ベーシックプロプロ+ビジネス
生徒の登録無制限無制限無制限無制限
動画コースの作成&公開公開できるのは5コースのみ50200無制限
登録できる管理者数155無制限
独自ドメイン設定
クーポン作成
登録者へのメール一斉送信
コース修了証の発行× 
生徒の進捗レポート× 
アフィリエイトプログラムの活用× 
アップセルの提案× 
Zapierとの連携× 

プランの大きな違いは、公開できるコースの数。ベーシックでは5コースまでしか公開できず、プロプランでも50まで。コースの数を無制限にするにはビジネスプランしか選択肢がありません。

また、売上を分配するアフィリエイト機能や、コース修了証の発行、登録した生徒の細かな動画閲覧の進捗状況などを把握できるのがプロプラン以上の大きな強み。

より自動化・仕組み化を強化していきたい方は、売上が増えてきた時点でプロプランへのアップグレードを検討してみましょう。

Teachableの注意点・デメリット

ここからはTeachableを使う上での注意点やデメリットも見ていきましょう。

トラブル時のサポートは全て英語

管理画面の見方や使い方は、翻訳機能を使ったり、日本語の教材である程度カバーできますが、問題なのが、何かトラブルが起きたときや、サポート側に質問したり問い合わせをしたいとき。日本語対応のヘルプセンターがないので、全て英語でお問い合わせをする必要があります。

決済先が海外サイトになるのでクレジットエラーが起こることがある

こちらも海外サービスならではのデメリットになりますが、クレジットカード決済をする際に海外サイトとの取引と判断されて決済がブロックされてエラーが起こることがあります。

特に日本で多くの人が利用している楽天カードは海外サイトとの取引に厳しいため、エラーになることがほとんど。こちらも今後日本のユーザーが増えて改善することを願います。

米ドルでの計算になるので、レートによって決済価格に変動がある

Teachableはアメリカのサービスなので、たとえ日本円で価格を設定していたとしても、Teachableを通じて決済をする際はアメリカドルでの計算になります。

つまり、その日のレートによって、日本円の価値によって、決済価格に変動が出てくるということを覚えておきましょう。

ただ、これはあくまでも管理者側に関わってくる事情であって、動画コースを購入するお客様側にはちゃんと日本円の定価での請求となるのでご安心ください。

まとめ

以上、今回はオンラインスクールが構築できる「Teachable(ティーチャブル )」についてのご紹介でした。

動画アップロード+決済+提供の仕組み作りをがんばるフリーランスの参考になれば嬉しいです。

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