- オンラインで自分のオリジナル動画教材を販売したい!
- 動画教材をメインとした会員登録制サイトを作りたい!
今回は、動画教材を作成してオンラインで販売したいフリーランスにおすすめの「Thinkific(シンキフィック)」というサービスをご紹介します。
Thinkific(シンキフィック)とは
Thinkificはカナダ生まれのオンラインスクール/Eラーニングシステムを構築できるサービスです。
Thinkificにアカウント登録をすることで、動画のアップロードから販売、決済までシステム内で完結するので、動画共有サイトや決済システムをバラバラで登録する必要がなく、まとめて管理することができます。
Thinkificでできること・強み
続いてThinkificでどんなことができるのかまとめてみました。
動画教材のアップロード・販売・決済
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Thinkificでは、30分・1時間と長時間の動画を1本アップするのではなく、短編動画(数分)をセクションごとに分けてアップロードするかたちが一般的です。(※上の動画はThinkificの動画コースの実際の視聴画面です。)
YouTubeにアップロードするのと同じように、動画教材をThinkificにアップロードし、コースが出来上がったら価格を決めて販売を行います。(無料コースを作ることもできます。)
販売時にクレジットカード決済機能も含まれているので、Thinkificのアカウントの中で販売→決済→動画の提供までが全て完結します。
動画コースのランディングページの作成
動画コースを販売する際のランディングページをThinkificのシステムを使って作成することができます。
デザインやプログラミングの知識がない方でも、写真やテキスト、ボタンなどを組み合わせて問題なく作成できるのが嬉しいポイント。
Thinkificひとつでランディングページと動画販売サイトを同時に作成・管理できるのはありがたいですね。
会員登録機能(顧客管理)
動画(無料・有料問わず)を購入して視聴するためには、Thinkificにアカウント登録をしてログインをすることで、いつでもマイページの中で動画を視聴できます。
そしてアカウント登録をするときには、お客様の名前とメールアドレスを入力してもらうので、結果的にお客様のリスト(連絡先)をゲットすることができるのです。
ただしメルマガのように登録者への一斉送信メッセージを送るためには、別途メルマガスタンドと連携させるか、プロプランにアップグレードする必要があります。
ワンクリックで日本語化ができる
Thinkificは管理画面は完全に英語ですが、言語選択の部分でお客様から見えるページはワンクリックで全て日本語に変更することができます。
無料プランがある
Thinkificは無料プランがあり、コース3つまでなら月額0円で利用することができます。まずは無料プランで始めて、試しにコースを販売してみたいという方にはとてもありがたいですね。
Thinkificのプラン・月額料金・手数料
次にThinkificの4つのプランを見ていきましょう。プランによって異なるポイントや月額料金や手数料などを比較します。
無料 | ベーシック | プロ | プレミア | |
---|---|---|---|---|
月額(年払い時) | 0 | $39 | $79 | $399 |
月額(月払い時) | 0 | $49 | $99 | $499 |
取引手数料 | 0% | |||
支払手数料 | 2.9%+30¢〜 |
- 取引手数料とは:有料コースを販売する際に、Thinkificに支払う手数料のこと
- 支払手数料とは:Thinkific内で売り上げた金額を受け取る際の手数料のことで、PayPal・Stripeなどのシステムにより変動
Thinkificは取引手数料なしというのが非常に嬉しい特徴。無料プランでさえも手数料無料は良心的ですね。
無料 | ベーシック | プロ | プレミア | |
---|---|---|---|---|
コース上限 | 3 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
月額課金コース | × | × | ◎ | ◎ |
取引手数料が無料で、ベーシックプラン以上はコースも無制限で作成することができますが、月額課金(サブスクリプション)コースはプロプラン以上でないと設定することができません。
Thinkificの注意点・デメリット
ここからはThinkificを使う上での注意点やデメリットも見ていきましょう。
管理画面はすべて英語
海外サービスなので当然ですが、管理画面は全て英語なので、ある程度、英語に免疫がある方じゃないと作業したり設定をするのがストレスに感じてしまうかもしれません。
使い方などの日本語の情報が少ない
Thinkificはまだまだ日本での知名度が低く、使い方などの情報もまだまだ少ない上に、すべて英語で収集するかたちとなります。
月額課金(サブスク)コースを作るにはプロプラン以上
一番大きなデメリットが、プロプラン以上にしないと月額課金型(サブスク)のコースを作れないという点。プロプランはベーシックの2倍以上の月額がかかるため、サブスクのためだけにアップグレードするには結構な費用の差が出てしまいます。
登録者への一斉送信メッセージ機能もプロプラン以上
動画コースに登録・購入してくれた人に向けてメッセージを送る場合、無料プランは不可、ベーシックは一人ずつのみメッセージ送信可能、プロプラン以上でようやく一斉送信ができるようになります。
シンプルな分カスタマイズ性は低い
シンプルで管理画面も見やすく使いやすいのがメリットである一方で、カスタマイズ性できる範囲は限られています。テンプレートにしたがってシンプルなサイト構築におすすめ。
Thinkificはこんな使い方がおすすめ!
最後に動画教材販売をする際のThinkificおすすめの活用法をご紹介します。
【1】無料プランを利用する
- まずは無料で動画教材を販売してみたい人向け
- 3つの動画コースを作って販売
- 会員登録で顧客リストGET(一斉メッセージ送信は不可)
【2】プロプランを利用する
- 様々な価格帯の動画コースを販売
- 月額課金型(サブスク)のコースを販売
- 顧客リストGET&販売の自動化
まとめ
以上、今回はオンラインスクールが構築できる「Thinkific(シンキフィック )」についてのご紹介でした。
Thinkificの場合は、無料プランがあるのはありがたいですが、機能的にはベーシックプランにするくらいなら、早い段階でプロプランにアップグレードした方ができることが増えるのでおすすめです。
動画販売の仕組み作りをがんばるフリーランスの参考になれば嬉しいです。