フリーランス・個人起業家・経営者として、ブログを活用して自分のビジネスやサービスを知ってもらうきっかけにしたい。
でも、結局ブログに何を書いていいのかわからない。
毎日書いているけど、アクセス数も伸びないし、お問い合わせも来ない。
記事を更新するのも面倒になってきた・・・
こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
今回は、ブログを少しでも認知・集客・ファンづくりにつなげたいと頑張っているあなたに、ブログを立ち上げる際に欠かせない「ブログのペルソナ設定」についてお話ししたいと思います。
ビジネス用のブログに日記だけを書くのはNG
まず最初に、ビジネスとしてブログを立ち上げるのなら、ブログ=日記になってしまうことが1番のタブー。ブログに日記を書いて人が集まるのは、芸能人やインフルエンサーのように既にたくさんのファンがいる人たちだけなのです。
ブログを毎日書いているのに反応がない、問い合わせがないという方の多くは、ブログを日記のように活用してしまっている傾向があるようです。
例えば、エステティシャンの方が以下のようなタイトルでブログを書いていたらどうでしょう?
今日はお友達と新作の化粧品を買いに行きました♪
エステの集客をしたいのに、今日の出来事をただただ綴っても、エステに興味がある人が見ても何も得るものはないですよね。
ただ化粧品を買いに行った話をするよりも、例えば以下のように自分のビジネスと関連付けて書いてみましょう。
化粧品売り場で買える、エステティシャンおすすめのマッサージオイルTOP5
こちらの方が、「エステティシャンのブログ」として読み手にとって役に立つ情報ではないかと思います。
ただの日記では、ブログを見てくれるかもしれない、あなたの未来のお客様には響きません。未来の理想のお客様が喜ぶ記事をブログにアップしていくということが、ブログ集客の本質です。
「何を」書くかよりも「誰のために」を先に考える
ブログに記事を書くとき、多くの人が「何を」書くかを最初に考えてしまいがちですが、上でも述べたように、集客や何かの商用のブログにするためには、読んでくれる人がいてこそ存在価値が生まれます。
つまり「何を」書くかよりも、「誰に / 誰のために」書くのかということを先に考えることが重要です。
これはブログ以前に、ご自身の商品設計の際にしっかりと行ってもらいたい「ペルソナ設定」というもので、【ブログの読者=理想の顧客像=ペルソナ】このように捉えます。
どんな人に、自分のビジネスのお客さんになってもらいたいのかを考え、その人が読んだら役に立つと思えることをブログ記事の内容にするのです。
つまり、誰のために書くのかがわかった上で、何を書くのかが決まってくるというわけです。
ブログ記事はペルソナに喜んでもらうために書く
さて、あなたは自分のビジネスを立ち上げる時、自分の商品を作るときに「ペルソナ」をちゃんと設定していますか?
ペルソナは、ターゲットとは異なり、理想の顧客像をたった一人まで絞り込みます。
ターゲット | ペルソナ |
---|---|
サービスを利用するであろうユーザー像 【例】年代、男女、既婚未婚、職業、年収など | サービスを最も使ってほしいたった一人の顧客像 【例】年齢・性別・家族構成・在住地・収入・学歴・性格・趣味など細部まで設定 |
「ペルソナ」は自分自身の商品・サービスと非常に相性が良く、満足度が高い顧客のことです。既存顧客の中から選んだり、架空の人物を設定したり、過去の自分自身を設定する方もいます。
この「ペルソナ」に対してピンポイントで記事を書くことで、よりブログ全体に一貫性が出て、信頼度が一気に上がります。
集客と聞くと、たくさんの人に来てもらいたくて、誰にでも聞こえが良いことを書いてしまいがちになりますが、ターゲットが広ければ広いほど集客には不利とされています。
それよりもたった一人のペルソナのために作り上げたブログの方が、記事の内容や言っていることに統一性が出て、ブログを通して理想のお客様とマッチングできるチャンスが広がります。
まとめ:自分のためではなく、誰かのためのブログに。
以上、今回はブログ集客をする上で避けては通れない「ペルソナ設定」についてお話ししました。
特に、ペルソナ設定をしておくことで、彼/彼女にとって役に立つ情報を記事に書くという明確な内容が見えてきます。
ペルソナはどんな記事を読んだら喜んでくれるか、役に立ったと思ってくれるか、を考えて記事を書きましょう。
忘れてはいけないのは、決して自分のための自己満ブログにしてはいけないということ。相手(読んでくれる人)がいて初めて価値が生まれ、その人の役に立つことでブログの信頼につながり、ようやく集客につながっていくのです。
ブログを書くのに行き詰まった時は、今一度「誰のために書くのか」を振り返って考えてみましょう。