ホームページの中の【プロフィールページ】はしっかり作り込んでいますか?
今は「何を買うか」以上に「誰から買うか」が重要視される時代。プロフィールページを充実させることで、より興味を持ってもらえたり、信頼につながりやすくなります。
今回の記事では、フリーランス・個人起業家・小規模経営者のホームページに欠かせないプロフィールページの作り方・プロフィール文の書き方を、例文やテンプレートを交えてご紹介したいと思います。
【1】ホームページ内のプロフィールの必要性
まず最初に、フリーランス・個人起業家・小規模経営者としてホームページを活用していきたいなら、プロフィール項目やページの作成は必須です。
冒頭にも書きましたが、今は「何を買うか」以上に「誰から買うか」が重要視される時代です。ホームページからお問い合わせやお申し込みに進む前に、プロフィールをチェックしてから決めるという方がたくさんいます。
成約につなげるとともに、信頼してもらったり、自分という人間に興味を持ってもらって「この人のサービスを受けてみたい」と思ってもらえたら強いですね。
【2】プロフィールページに掲載したい10の情報
続いて、プロフィールページに掲載する内容でおすすめのコンテンツをご紹介します。
(1) 名前(本名)+ 肩書きもあると良い
ビジネス用のホームページの場合は、ニックネームや仮名ではなく、なるべく本名を出すようにしましょう。
ただ、表向きの名前として、漢字フルネームを出すのに抵抗がある方は、平仮名やカタカナを交えて書くのもありかと思います。(例:タイラミオ)
(2) 年齢・出身地・居住地などの基本情報
必須ではありませんが、ビジネスのターゲットに合わせて、年齢・出身地などの情報があった方が、共通点を見出してくれたり、信頼につながるのでおすすめです。
個人情報を気にする方もいるかもしれませんが、個人で事業を展開していく以上は、ある程度自分の情報をさらけ出す覚悟は必要かなと思います。
(3) 本人写真・動画
個人でビジネスを行なっている場合、顔出しをした方が圧倒的に成約率につながりやすくなります。
逆に顔を出していないことで、警戒されて問い合わせに繋がらないリスクの方が大きいので、顔出しは必須と言ってもいいでしょう。
最近では写真だけでなく、簡単な自己紹介動画などがあると、さらに雰囲気が伝わりやすいのでおすすめです。
(4) 趣味・好きなこと
趣味や好きなこと、ハマっていることなどについて語ってみましょう。共感してくれる人や趣味が合う人から、好印象を持ってもらえるかもしれません。
(5) 性格・モットーなど
性格やモットー、大事にしている考え方、価値観などを書くことで、同じ価値観の人から支持を得ることができます。
小規模ビジネスの場合、商品やサービスだけでなく、それを提供する人との相性によっても満足度が変わってくるので、問い合わせ前からある程度性格をさらけ出しておいた方が、お客さんとマッチングしやすくなるでしょう。
(6)今までの実績・職歴・資格など
信用してもらったり安心感を持ってもらうためにも、実績・経歴・資格などを書いておくといいでしょう。
ただし、実績や経歴を山のように表記してしまうと、自分とは住む世界が違うと思われて問い合わせに繋がらなかったりする可能性もあります。
実績・経歴自慢のためではなく、あくまでも信用してもらうために表記するということを覚えておきましょう。
(7) 商品・サービス開発のきっかけ
とても大切な部分です。なぜ開業しようと思ったのか、どうしてこの商品・サービスを作って売ろうと思ったのかをしっかり伝えましょう。
(8) 悩んできたこと・苦戦したこと・どん底
悩んできたことや、どん底をあえてさらけ出すことによって、読者やお客さんから共感を得ることができます。
- 起業したけど、上手くいかなくて全財産を失いかけた
- 会社の人間関係が上手くいかなくて鬱になってしまった
- 自分に鞭を打って頑張りすぎた結果、体を壊して病院生活を経験
どん底を経験したからこそ、この商品やサービスを作ることに決めました、みたいに繋げてもいいですね。
どん底からどうやって這い上がったのか、きっかけなども合わせて伝えましょう。
(9) 商品やサービスに対する想い・ビジネスのターゲットなど
個人ビジネスは、大手の大企業と違ってターゲットは絞れるだけ絞った方が集客につながりやすいと言われています。
「みんなウェルカム」ではなく、あえて「こんな人に利用してほしい」という顧客像を伝えてみましょう。
(10) 今現在の活動状況・講座やサービス一覧
今現在、こんな想いを持ってこんな活動をしている(イベント・YouTube動画配信など)、定期的に開催している講座や説明会などを紹介してみましょう。
【3】プロフィールの書き方|例文・テンプレート
ここからはプロフィールページ作成の際に参考にできる書き方・例文・テンプレートをご紹介します。
ホームページのサイドバーに設置する簡易プロフィール
サイドバーに表示させるプロフィール情報は、ダラダラ長く書くのではなく、興味を持ってくれそうな内容をかいつまんでまとめるのがおすすめです。
もっと詳しく知りたい方には、プロフィールページに移ってもらえるように、リンクを貼っておくといいでしょう。
- プロフィール画像
- 名前
- 肩書き
- どんな性格の人かわかる
- 何屋さんなのかわかる
- 人生のモットーなど
- プロフィールページに飛ぶボタン
- 各種SNSへのリンク
個別のプロフィールページの書き方
- 画像
- 名前
- 肩書き
- 基本情報(年齢・出身地・居住地・家族構成など)
- 趣味・好きなこと
- 性格・モットー
- 今までの実績・職歴・資格など
- 商品・サービス開発のきっかけ
- 悩んできたこと・苦戦したこと
- 商品やサービスに対する想い
- 現在の活動状況
- 提供中の講座・説明会・サービス
【4】自伝や小説のようにプロフィールを記事にまとめても良し
自分のことを知ってもらったり、興味を持ってもらうために、プロフィールページ1ページじゃ足りない!という方は、自分の過去ややってきたことを複数の記事にまとめて、小説や自伝のようなページを作ってもいいでしょう。
私自身も、自分のことを知ってもらって、興味を持ってもらえたり、共感してもらえて仲良くなれたら嬉しいので、フリーランスになるまでのストーリーを3部構成で記事にまとめました。
最初は自分のことを発信するのは恥ずかしくて勇気が入りましたが、「これを読んで仲良くなりたいと思って問い合わせました!」って言ってもらえることが嬉しくて、書いてよかったなと思いました。
まとめ
以上、今回はホームページ内に用意するプロフィールページの作り方・プロフィール文の書き方を例文・テンプレートを交えてご紹介しました。
- ホームページ内のプロフィールの必要性
- プロフィールページにはどんなことを書けばいい?
- プロフィールの書き方|例文・テンプレート
- 自伝や小説のようにプロフィールを記事にまとめても良し
フリーランス・個人起業家・小規模経営者さんの参考になれば嬉しいです。