動画をアップロードして会員登録制の動画コース販売サイトを作成できる海外サービス『Teachable』。日本での知名度も上がってきて、利用者が増えている中、よく聞かれるのが「各種プラン」の違い・比較についてです。
この記事では、Teachableで利用できる料金プランについてご紹介します。
Teachableの料金プランは無料(FREE)プランと、BASIC・PRO・PRO+の月額有料プラン、そして最上位プランとして顧客に合わせてカスタマイズができる「Enterprise」の5つのプランがあります。
この記事では、個人や中小企業が取り入れやすいプランとして、FREEからPRO+の4つのプランを比較してご紹介します。
Teachableの料金プラン・月額の比較
FREE | BASIC | PRO | PRO+ | |
---|---|---|---|---|
年払い時の月額 | $0 | $39 | $119 | $199 |
月払い時の月額 | $0 | $59 | $159 | $249 |
1年契約で年払いをする場合と、月払いのお支払いでは、毎月ごとの支払いにする場合で価格が異なります。
FREE | BASIC | PRO | PRO+ | |
---|---|---|---|---|
年払い時の月額 | $0 | $39 | $119 | $199 |
契約時の支払額 | $0 | $468 | $1428 | $2388 |
年払いの場合は、上記のように契約時に1年間分のお支払いが必要になります。
まだ1年間利用するかどうか決められない方や、一度に大きな出費を控えたい方は、多少割高になったとしても月ごとの決済にして、合わなかった場合は途中で辞められるような状態にしておくと安心です。
Teachable各種料金プラン・手数料の比較
FREE | BASIC | PRO | PRO+ | |
---|---|---|---|---|
取引手数料 | $1+10% | 5% | 0 | 0 |
国際カード手数料 | 3.9%+30¢〜 |
- 取引手数料とは:有料コースを販売する際に、Teachableに支払う手数料のこと
- 国際カード手数料とは:アメリカ以外の国で支払いを行った場合のカード利用手数料
Teachableでは、月額固定費以外に、プランによって商品購入ごとに発生する取引手数料が変わります。商品の販売価格がある程度高額な場合は、取引手数料が無料のプロプラン以上がおすすめです。
また、取引手数料以外に、国際カード手数料としてアメリカ国外で支払いを行った場合は販売価格に対して3.9%+30¢の手数料が引かれます。
Teachable各種料金プラン・特徴の比較
続いて、各種プランの特徴を比較してみましょう。さらに詳しい比較表についてはTeachable公式サイトを参考にしてみて下さい。
FREE | BASIC | PRO | PRO+ | |
---|---|---|---|---|
公開できる商品数 | 1 | 5 | 50 | 200 |
公開できる動画数 | 10 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
登録ユーザー数 | 10人 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
登録できる管理者数 | 1 | 1 | 5 | 5 |
独自ドメイン | × | ◎ | ◎ | ◎ |
クーポン作成 | × | ◎ | ◎ | ◎ |
アフィリエイトプログラムの活用 | × | × | ◎ | ◎ |
アップセルの提案 | × | × | ◎ | ◎ |
Teachableの特徴として、オンラインコース(動画教材)・オンラインコーチング(ミーティング)・ダウンロードコンテンツ(PDF資料など)をそれぞれ商品として販売することができるのですが、各プランごとに、公開できる商品数に限りがあります。
FREEプランでは1つの商品しか公開することができず、BASICプランも5つのみと、販売できる商品数はかなり少なくなります。
また、オンラインコースの場合、コースの各セクションの中に動画をアップロードしていくのですが、FREEプランではアップロードできる動画数は10のみ。一方で、BASICプラン以上であれば、1つのコースに対して、無制限で動画をアップすることが可能です。
また、売上を分配するアフィリエイト機能や、登録した生徒の細かな動画閲覧の進捗状況などを把握できるのがプロプラン以上の大きな強み。より自動化・仕組み化を強化していきたい方は、売上が増えてきた時点でプロプランへのアップグレードを検討してみましょう。
FREEプランはこんな方におすすめ!
- 最初の登録・設定からサイトの基礎構築はFREEプランで!
Teachableに関しては、実際に登録して使い心地を見てから、自分にとって使いやすいか、自分のビジネスに合っているかを判断した方がいいので、まずはFREEプランから始めるのがおすすめです。 - 無料プレゼント特典用のオンラインコースを1つだけ公開したい方
公開できる商品は1つのみで、手数料も高いので、無料の商品(プレゼント特典)を作って、顧客リスト代わりに使うことができます。 - 定期的に公開する商品を変えるなどの工夫ができる方
1つしか公開できないという特徴を逆手にとって、月替りで公開する商品を変えてみたりといった工夫をしてFREEプランを使いこなしてみてもいいかもしれません。
BASICプランはこんな方におすすめ!
- 月々の固定費をなるべくおさえたい方
個人経営や小規模事業で、なるべく月の固定費をおさえたい方はベーシックプランを活用しましょう。 - 無料または価格帯の安い動画教材を販売している方
ベーシックプランは、Teachableへの月額固定費以外に、商品を販売した時に、販売価格の5%が決済手数料として差し引かれるかたちになります。固定費が安い分、決済手数料がかかるので、無料もしくは1,000円〜1万円いかないくらいの低価格帯の動画教材であれば負担が少なくなるかと思います。 - 顧客リストGET&販売の自動化を導入してみたい方
いきなり動画の販売をするのではなく、まずは無料動画教材を作ってみて、見込顧客のメールアドレスリストを収集したい方や、販売の自動化の第一歩を踏み出したい方は、まずはベーシックから始めてみましょう!
PROプラン&PRO+プランはこんな方におすすめ!
- すでに固定客がいて月額以上の売上が見込める方
既存顧客を抱えている方、集客の導線ができている方、顧客リストがある方で、PROプランの月額以上の売上が確実に見込める方は、最初からPROプランでのご契約がおすすめです。 - 様々な価格帯の動画コースを販売したい方
PROプランは決済手数料が掛からないので、10,000円以上の価格帯の動画コースをメインで販売したい方にもおすすめです。 - 複数人のチームでスクールを運営したい方
複数人の動画作成者や管理者でチーム運営をしたい方や、教材を販売してもらう代わりに紹介料(アフィリエイト報酬)を支払いたい方は、プロフェッショナルプランを選びましょう。Teachable側が自動で計算をしてくれて、利益を分配してくれるので、チーム運営がスムーズに進みます。 - 公開するコース・コーチングが多い場合はPRO+へ!
PROとPRO+プランの内容は似ており、コースやコーチングの公開できる商品の数が大きな違いです。PROの50に対して、PRO+は200と一気に増えるので、販売する商品が多い場合はアップグレードしましょう。
まとめ:まずはフリープランから始めて必要に合わせて有料へアップグレード!
以上、今回はTeachableで利用できる料金プランについてご紹介しました。
登録から各種設定はFREEプランのままでもできるので、実際にお客様に公開してから、用途や予算に合わせて各種有料プランにアップグレードすることをおすすめします。
会員登録機能から動画再生・販売・決済・顧客管理まで、必要な流れがそろっているので、この機会にぜひTeachableの構築に挑戦してみましょう!