動画教材を作成&アップロードして、オンラインで有料販売したり、月額課金型(サブスク)のサービスを作ったりと、コンテンツ制作をがんばりたいフリーランスのあなたへ。
「こんな風に動画を売りたい」というビジネスモデルは頭にあるけど、実際に容量の大きい動画教材をインターネット上にどうやってアップロードして、どうやって販売したり決済すればいいのかわからず悩んでいる人も多いのでは?
今回の記事では、動画教材のアップロード先として、販売システムとしても使えるおすすめの動画共有&販売サービス5つご紹介します。
YouTube|メンバーシップ【利用条件あり】
言わずと知れたYouTube。基本的にYouTubeチャンネルでアップロードした動画は商用利用が禁止されているので、限定公開した動画を有料で販売することなどはルール違反となってしまうので注意が必要です。
しかし一定の条件を満たしているチャンネルは、YouTubeのシステムの中のメンバーシップという機能を使うことで月額課金コンテンツを作ることができます。
ただし、この利用資格の最低要件の一つにチャンネル登録者3万人以上が含まれているので、そもそもYouTubeでインフルエンサー的な立ち位置に立つことが大前提になります。
【参考】YouTube|チャンネル メンバーシップの利用資格、ポリシー、ガイドライン
ニコニコ動画|プレミアム会員/有料チャンネル
ニコニコ動画を使って有料コンテンツを作ることもできます。メンタリストDaiGoさんが、YouTube→ニコニコ有料会員への導線を上手く活用していますね。
課金機能の使い方や手数料に関することはニコニコヘルプのページに詳しく書いてあるので、以下のページをご参照ください。
【参考】
Udemy|無料講師登録
Udemyは、動画で学習できるコースを販売しているアメリカ生まれのオンラインマーケットプレイスです。
講師登録は無料でできて、Udemyのアカウントの中でコースを作り動画をアップロードして販売・決済までをシステムの中で行うことができます。
Udemyの特徴としては、Udemy側が集客やセールなどを積極的に行って人を集めてくれるので、購入確率が高くなる反面、手数料として販売価格の30〜50%ほど取られるので、高額商品の販売には適していません。
自分を知ってもらうための価格帯の安い、もしくは無料の動画講座(フロントエンド商品)の配信場所として活用している方が多いです。
[jin-button-flat visual=”” hover=”down” radius=”50px” color=”#54dcef” url=”https://www.udemy.com/” target=”_blank”]Udemyの公式サイトへ[/jin-button-flat]
Vimeo|PROプラン(月額2,000円)
映像クリエイター向けに作られたアメリカ生まれの動画共有サイトです。
YouTubeと同じようにアカウントを作成して動画をアップロードして管理することができるサービスですが、月額2,000円のプロプランにアップグレードすると動画を販売したり、動画のセキュリティ対策ができるのが特徴です。
Vimeoのオンデマンドというシステムを使うと、Vimeoの中で動画提供・販売・決済までできますが、手数料が販売価格の10%かかります。Udemyのような集客の手伝いは一切ありません。
オンデマンドで売るよりも、ワードプレスなどを使って会員サイトを作り、ページの中に動画を埋め込んで会員サイト内でのみ再生することもできますが、この場合は決済システム(PayPalやSquareなど)の導入が別途必要になります。
また、すでに有料会員を抱えている方は、Vimeoでアップロードした限定公開動画のURLを会員限定のメルマガやLINEでシェアするなど、柔軟な活用ができます。
[jin-button-flat visual=”” hover=”down” radius=”50px” color=”#54dcef” url=”https://vimeo.com/” target=”_blank”]Vimeoの公式サイトへ[/jin-button-flat]
Teachable|ベーシックプラン(月額29ドル〜)
Teachebleはアメリカ生まれのオンラインスクール/Eラーニングシステムを構築できるサービスです。
Teachableにアカウント登録をすることで、動画のアップロードから販売、決済までシステム内で完結するので、動画共有サイトや決済システムをバラバラで登録する必要がなく、まとめて管理することができます。
管理画面がすべて英語だったり、日本語の情報はまだまだ少ないですが、月額3,000円ほどの固定費で、動画の管理・販売・決済ができて、月額課金(サブスクモデル)コースの作成も可能。動画購入者の顧客情報(メールアドレス)管理までできて非常に優秀です。
※ベーシックプランは月額が安い代わりに取引手数料が販売価格の5%となりますが、月額99ドルのプロフェッショナルプランにアップグレードすると手数料無料となります。
[jin-button-flat visual=”” hover=”down” radius=”50px” color=”#54dcef” url=”https://teachable.com/” target=”_blank”]Teachableの公式サイトへ[/jin-button-flat]
あなたはどのサービスが最適?
最後に、紹介した5つのサービスの中でどんな人がどのサービスに合っているのかを一問一答形式でまとめてみました。
私はYouTuberです! | YouTube |
日本のサービスを使いたい! | ニコニコ動画 |
動画講座を通じて知名度を上げたい! 自分で集客する手間を省きたい! |
Udemy |
既存の会員サイトに動画を埋め込みたい! 既存の有料会員に動画URLをシェアしたい! |
Vimeo |
月額固定費をおさえて有料動画教材の販売やサブスクをやってみたい! | Teachable |
[chat face=”mio-profile-park_maru.png” name=”タイラミオ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ちなみに私の場合は、VimeoのプロプランとTeachableのベーシックプランの2つを契約して使い分けています。
Teachableでは、無料もしくは低価格の動画教材(フロントエンド商品)を販売し、お客様の連絡先リストの管理や、販売・決済の自動化を目指しています。
私の場合は、バックエンド商品は価格が高く人数も限定しているため、ワードプレスとVimeoを使ってオリジナルの会員サイトを構築して、決済は振り込みやPayPalなど別のシステムを導入してお客様に合わせて対応しています。[/chat]
まとめ
以上、今回はビジネスのオンライン化が止まらない今の時代にぴったりの知識として、動画共有&販売ができるおすすめのサービスを5つご紹介しました。
私自身、YouTubeとニコニコ動画以外の海外サービスは一通り使ってみましたが、どれもメリット・デメリットはあるもののとても優秀で便利です。
個人経営でがんばるフリーランスの動画収益化の参考になれば嬉しいです。一緒にがんばりましょう!