動画教材や動画講座を作って有料販売したいけど、動画をそのまま送ったら情報の流出や複製などいろいろな心配がありますよね。
動画共有サービスの有名どころ「YouTube」の限定公開でリンク共有をしているかたも多いですが、YouTubeは利用規約で商用利用(お金をもらって動画を共有したり販売する行為)が禁止されています。
動画を有料配信したいときは、YouTubeではなくVimeoのアカウントに動画をアップロードしましょう。今回は商用利用OKのVimeoで動画を有料配信する3つの方法をご紹介します。
Vimeoで商用利用ができるのはStandardプラン以上
プラン名 | 月額料金 | 動画アップロード制限 | 合計ストレージ制限 |
---|---|---|---|
FREE | 無料 | 月2本/合計25本 | 25本まで |
Starter | 1,200円 | 月5本/年60本 | なし |
Standard | 2,900円 | 年間120本 | なし |
Advanced | 5,500円 | 年間240本 | なし |
会員限定コンテンツや、動画教材を作って販売するなどの商用利用はStandardプラン以上が必要となります。
Vimeoに関する基礎知識はこちらの記事をチェック!
方法【1】動画の限定共有リンクを送信する
Vimeoプロプランで動画を有料配信する方法の1つ目は、お支払いをしていただいた方に動画の共有リンクを発行して送るパターンです。
この場合は、オンライン決済システム(PayPal/Stripe/Squareなど)や自動返信システムを別で導入して、支払い後に動画が送信される仕組みを作る必要があります。
方法【2】動画を特定のドメインサイトに埋め込む
2つ目の方法はVimeoにアップロードした動画を登録制またはパスワード制の会員サイトに埋め込むパターンです。ワードプレスやJimdoなどのホームページ作成サービスを登録して使いましょう。
サイトに埋め込む際に、Vimeoの動画一覧アカウントに飛ばすリンク(シェアボタンやLIKEボタンなど)を全て非表示にすることができるので、サイトの中でしか見られない仕組みを作ることができます。
また、Vimeoの埋め込み設定で、指定したドメイン以外のサイトには埋め込めないようなセキュリティ強化もできます。
こちらもオンライン決済システム(PayPal/Stripe/Squareなど)は別で導入する必要があります。
方法【3】Vimeoのオンデマンド機能を使う
3つ目の方法はVimeoの中のオンデマンドという機能を使って、動画購入のための会員登録→オンライン決済→動画閲覧までオールインワンで管理するパターンです。
オールインワンで便利ですが、その分手数料が10%と割高です。(通常のオンライン決済システムは3%〜4%ほどが多い)
まとめ
以上、今回は商用利用OKのVimeoプロプランで動画教材や動画講座を有料配信する3つの方法をご紹介しました。