Webマーケティングの一部として、SNS、YouTube、ブログなどのメディアを使う個人起業家・経営者が知っておきたい基礎知識!
今回はフロー型メディアとストック型メディアの分類と、それぞれのメリット&デメリット、使い分けについてお伝えします。
フロー型メディアとは?
フロー型メディアとは、新しい情報やコンテンツがどんどん流れていくタイプのメディアのこと。タイムライン型で情報提供をするSNSが当てはまります。
フロー型メディアの例
Facebook、X、Instagramのストーリー、LINEの投稿やメッセージ、TikTokなど、タイムライン型のメディア
フロー型メディアのメリットは、タイムリーな情報発信に強く、シェアやリポストで簡単に拡散できること。また、コメントやDMなどを使ってユーザー同士でコミュニケーションがとりやすいのも強みの一つです。
デメリットとしては、時間が経った情報は検索で見つけてもらいにくく、発信をし続けないと効果が得られないということが挙げられます。
ストック型メディアとは?
ストック型メディアとは、記事・ページ・画像・動画などのコンテンツが、蓄積(ストック)されるメディアのこと。
ストック型メディアの例
ブログ、ホームページ、note、YouTube動画、音声コンテンツ、インスタの投稿・リールなど
ストック型の特徴は、作ったコンテンツに対してURLがつくこと。インターネット上に1つのページとして公開され、ページが蓄積されていくというイメージです。
ストック型はURLがついて1つのページとして認識されるので、検索で見つけてもらえるというのが大きなメリットです。
たとえコンテンツを作成したのが半年前や1年前だったとしても、ユーザーの役に立つものであれば、検索結果から見つけてもらえて、集客や認知のきっかけになることも十分にあり得るのです。
ストック型のデメリットとしては見てもらえるようになるまでに時間がかかるし、作成する手間もかかるということ。
積み上げていくのは大変ですが、一つ一つのコンテンツが入口の役割となり、コンテンツが増えれば増えるほど集客の入口も増える。しかも長期的に力を発揮して資産になる。この理由で、私はストック型メディアを意識的に活用しています。
ちなみに、Instagramはハッシュタグ検索やURL発行ができるので、ストック型コンテンツの要素もあります。ただ、検索に関しては、効果があるのはインスタ内での検索で、GoogleなどWeb全体の検索には弱いのが注意点です。
最初からフロー型に全力するとしんどくなる
フロー型は、ストック型に比べて手軽に始めやすいし発信もしやすいので、まずはフロー型メディアに登録して
ただ、最初からフロー型メディアを全力で頑張ってしまうと、ストック型にかける労力も時間も無くなってしまうし、継続発信は思っている以上にしんどいので、個人的にはあまりおすすめしません。
まずはコツコツとストック型の発信を頑張って、ストック型コンテンツの内容を切り取ってSNSなどのフロー型で発信すれば、発信内容を新たに考える必要もないし、その辺はどんどんリサイクルしていきましょう!